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支払った金額に応じて決めるのが原則

売買・新築にする際に、単独名義ではなく共有名義にすることも良くあります。共有名義に
する際には、共有者に応じた持分を決めなくてはなりません。この持分ですが、原則として
各共有者が支払った金額に応じてきめるのが正しい決め方です。下記の例を使って説明しま
しょう。
     (例)3000万円の不動産を夫婦共有で購入
        支払内訳 夫→500万円
             妻→2500万円

この例だと、夫:妻=500万:2500万=1:5となりますので持分は、

       夫→持分6分の1
       妻→持分6分の5

とするのが正解です。この時に、夫の持分を2分の1とすると、夫は本来500万円しか支払っ
ていないにもかかわらず、1500万円の持分を取得していますので
、差額1000万円の贈与を妻
から受けたとみなさ、贈与税が課税されますので注意しましょう。

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