相続税の申告を税理士に依頼すると、「相続登記はどうされますか？良ければ司
法書士を紹介しますよ」と打診されることがあります。
もちろん、紹介を受けた司法書士に依頼することも可能ですが、必ず依頼しない
といけないというわけではありません。自分で探した司法書士と比較検討することも、お客様の権利ですから、当然可能です。今司法書士の報酬は自由化されているため、ご自身で探された司法書士に依頼したほうが安いことも充分起こり得ます。
また、紹介を断ったら税理士先生の気分を害するかもと気になさる方もおられるでしょう。しかし、このような心配は杞憂です。
当事務所もそうですが、税理士を含む士業等の専門家は、顧客から紹介の打診を断られたからと言って、気分を害することはありません。
従って、税理士から紹介を受けた場合、依頼するか断るかはご自身の自由意志で決断しましょう。
 

本記事のポイント

①税理士から紹介されても依頼しないといけないわけではありませ
　ん。